この間だって


これ以上感情を抑えられる自信が無かったから


わざと突き放して
彼女と仲良くしてたのに



詩音は走ってどっかに行ってしまって



その後ろ姿がどこか小さく見えて


やっぱり心配で追いかけてみたら





屋上で詩音が倒れていたんだ—…



頬に涙の跡がくっきり残っていた。









保健室に連れてったけど

なかなか起きなくて


だけど愛しい人の可愛らしい寝顔から




目が離せなくなってた。