「ったく・・・なんだよ。
せっかく逢いに来たのに
彼氏の愚痴か。」
「・・・だって事実じゃん。」
拗ねて言う彼に向かって真実も口を尖らせて言う。
「なんだよ!俺、真実のために頑張って勉強して成績あげて
同じ高校行けるようにしたのにさ!
そんな言い方ないだろ!」
「そうだけどさ、バカはバカでしょ!!」
「少しくらい努力を認めてくれたっていいだろ!」
「認めてるよ!
・・・徹夜で頑張って。
次の日授業中寝ちゃって先生に2時間くらい怒られたことも。
全部知ってるし、誰よりも認めてるもん!」
ちょっぴりかおを赤くする真実と
驚きを隠せなくてでも嬉しそうな彼。
「あのぉ・・・。お取り込み中悪いんですが・・・。」
あたしを置いてかないで(笑