「あ、俺、待ち合わせしてるんだ。
だからもう行かなきゃ。」


「そっか。
じゃあこれからまたよろしくね!!」


「おう!同じクラスだといいな♪」

「うん!!だといいね!!」

「じゃあまた後で連絡するわ。」

「わかった!バイバイ〜」







裕太が最後に何か言いたそうだったけど

そのまま「じゃあな」と言って行ってしまった。





やっぱり裕太と話すと落ち着くし

自然と笑っていられる。


真実も裕太も居るし


これから楽しくなりそう。




呑気にそんなことを考えていたあたしとは対照に










嵐はすぐそこまでやってきていた…