「あちゃぁぁ〜!!」

「もう!!お父さんなにやってんの!!」

「もう車も古いからねぇ〜・・・。」

「なに呑気に言ってんのよ・・・。」




まだそんなに走ってないのに、突然車が止まってしまった。

どうやらタイヤがパンクしたらしい。



「車検いかなきゃなぁ〜。」

「いまさら??
ってか、早くなおしてよ。」



あたしは独りで車の中で待つことにした。



・・・なんで。




さっきから

胸のモヤモヤがとれないんだろう・・・



「詩音〜。ちょっとドライバーとって〜。」

「わかったぁ〜。」



あたしが外にいるお父さんにドライバーを渡した時—
















え・・・・・・・・





な・・・なんで・・・