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「詩音〜・・・
メールする!!電話するからね!!」


「うん!!
あたしもするから!!!」




もう・・・
この家ともお別れなんだ・・・・



そう想うと少し寂しくなる。




「詩音、げんきでなぁ〜。」

「うん。裕太もね!」

「逃がした魚は大きいんだからな!」

「はいはい。」



見送りに来てるのは香織と裕太だけ。

そっちのほうがありがたい。



大切な人に見送られれば・・・それでいい。





「・・・やっぱ来ないか・・・。」

「え??」

「え?あ、なんでもない!!」



香織がなにか言ったけど・・・
どおしたんだろ??