・〜・〜・〜・〜・〜
「詩音〜・・・
メールする!!電話するからね!!」
「うん!!
あたしもするから!!!」
もう・・・
この家ともお別れなんだ・・・・
そう想うと少し寂しくなる。
「詩音、げんきでなぁ〜。」
「うん。裕太もね!」
「逃がした魚は大きいんだからな!」
「はいはい。」
見送りに来てるのは香織と裕太だけ。
そっちのほうがありがたい。
大切な人に見送られれば・・・それでいい。
「・・・やっぱ来ないか・・・。」
「え??」
「え?あ、なんでもない!!」
香織がなにか言ったけど・・・
どおしたんだろ??