「え・・・・??」



優しく微笑む裕太。




「俺、辛かったし苦しかったけど、それ以上に楽しかった。
詩音の笑顔見るだけで元気になれた。
【好き】っていう気持ちが変わったことは
一度もない。」


裕太が、本当にかっこよく見えた。

「後悔なんてしてない。
それは今までも、これからも変わらないよ。」



涙があふれる。


「ねぇ、裕太・・・・」





最後くらい・・・

あたしも素直に





大切なコトバをおくろう。





「あたし、裕太に何度も支えられた。
裕太がいてくれたからあたし、ちゃんと乗り越えられた。
ありがとう。

裕太は、あたしにとって大切な存在だよ!!」



ありがとう・・・

ありがとね。裕太・・・・




「俺もだよ・・・。
詩音に出逢えてよかった。
幸せだったよ。」


あたしも・・・あなたに出逢えて本当によかったよ・・・。