放送委員なんて嘘。
でもあの場に居ずらくて
あたしは先に屋上を離れることにした。
屋上から出たら廊下でばったり純くんに逢った。
高まる鼓動を必死に抑えながらあたしは初めて彼の名を呼んだ。
『神楽くん!!』
案の定彼はびっくりしていたけど、なぜか彼はあたしのことを知っていて
軽く自己紹介をしたあとメアドを交換して遊ぶ約束もした。
そんな幸せの空間の中に
哀しみの視線が入ってきた。
それを辿ると・・・あなたはいた。
やっぱり・・・
好きなんでしょ??
そんな目をしてさ・・・
でも・・・
もうだめだよ。
あたしのこと応援してくれるんでしょ??