純の表情が凍りつく。
人生初の自分から告げた想い。
それがまさかこんな形でなんて・・・
考えもしなかったよ・・・
身体の底からフツフツと怒りと哀しみが沸き上がる。
もう・・・何も考えられなくて
思ったことを口にしてた。
「純にはわからないよ!
恋や友情でどんなに苦しくなったり辛くなったりするかなんて・・・
なんでもできてモテる純には
絶対この気持ちなんてわかんないよ!!!」
「・・・わかりたくねぇよ!
人を傷つけることしか出来ないやつの気持ちなんて!!」
純には・・・
一生かかってもわかんないよ・・・
あたしがどれだけあなたが好きで
どれだけ苦しんだかなんて—
そこまで香織をかばうってことは香織のことが好きなんでしょ??
だったら、こんな最低な人、ほっとけばいい。
軽蔑すればいい・・・・