「遊園地の時だってさ、香織泣きながら
『裏切られた』って言ってたんだぞ??
お前、親友なんだろ?なにやってんだよ??」



「・・・ほかに香織が言ってたことは??」



「まぁ、それなりに言ってた。
『詩音には裕太くんが居るじゃん。』とか
『両方取ろうなんて自分勝手だよ。』とか・・・」




「で、なんでそこで美花たちが出てくるわけ??」



「知らねぇよ。
なんかこの前『香織がかなりショック受けてる。』とか俺に言ってきて、お前が香織にしてることとかいろいろ聴いたんだよ。」




「だから・・・それは誤解で・・・」








次の一言があたしにムチを打つ。





「お前・・・変わったな。」





あたしの心が流血する。







それと同時に怒りと哀しみが湧いて来る。