「そんなことないよ!!!」
言ってからはっとした。
ばかだ・・・あたし・・・。
つい・・・言ってしまった・・・。
「じゃあ、協力してくれるよね!!」
もう・・・
後には戻れない・・・。
「うん・・・いいよ・・・。」
「そっかぁ!ありがとう!!まじ詩音大好き!!」
そう言って香織はあたしに抱きついてきたけど
あたしは何も考えられなかった。
「神楽くんって、どんな女の子がタイプなのかなぁ??」
「あ、詩音!今度神楽くんと3人で遊ぼうよ♪」
「あ、そういえば神楽くんって」
それからの香織の話にも
適当な相槌しかできなかった・・・