えっ…… ビックリして、思わず声が出そうになるのを必死にこらえた。 今のって… 告白……だよね? だ…誰だろう…? 音をたてないように気をつけながら、ゆっくりと入り口から教室の中を見ると… 理緒の席の隣で立っているショートヘアの女の子の後ろ姿が視界に映り込む。 新谷さんだ…。 教室は、理緒と新谷さんの二人だけしかいなかった。