松永がそう言うと
振り返り去って行った


「ん。」
海斗がうちに
小さなガムのゴミを
渡した。


「ゴミなんか
いらねーよ。」
そう叫ぶと、


「捨てんなよ?」

そう言って
去って行った。



クシャクシャ。