なーんとなく
かっこよさげな先生が
入ってきた。
年はー…20代前半?
「お前等C組担任の
田崎 唯斗(たざき ゆいと)だ。
年は23。何か質問ある人ー。」
若いなぁー。
女の子達が
「はい はーい。
先生彼女居ますかぁー?」
「年下は何歳までOKですかぁ?」
「好きなタイプはぁー?」
キャハキャハ
みんな食い付きいーね…
めんどくさ…早く終われ〜
そんな事を思いながら
窓の外を見ていた。
「そんな一辺に聞くなー。
はい、まず彼女?
彼女は居ない。で次──…」
あたしはいつのまにか
寝てしまっていた───。
「…〜はは、もういいか?
… ぢゃあそろそろみんなに
自己紹介して貰うぞ。」
ん〜?はっっ!
あたし寝てたぁぁあー
だ誰にも見られてないよね…?
怪しまれないように静かに
周りをキョロキョロ見渡した。
バチッ!
先生と目があった。
が、
なんかすぐそらされた。
やばっ…。
寝てたのばれたか?
ま いーや。
「はい。ぢゃあ出席番号1から
その場で立って名前と…
まあその他各自で
言いたいこといえ。」
先生適当すぎ…