「そろそろ、気付かれるころかな?」

クスクス笑いながら、カオの髪を掬い上げる。

愛しい愛しいこの子は、腕の中。

眠らせ、自分の中に囲う幸せ。
もう、誰にも邪魔はさせない…。



誰にも…。