2人がビルの中へ入っていく。


そして、受付のお姉さん達に尋ねる。


「あの~、みずきの友達の者ですが・・・」
「あっ、みずきお嬢様のお友達ですね。あちらのエレベ-タで8階まで上がってください。」

「ありがとうございました。」


お姉さん達は2人の
格好に疑問を感じながらも笑顔で見送った。

エレベーターの中で2人は話す。

「ねぇねぇ。あゆ。
なんで会社の中に家があんの?」

「その方がなにか
あった時にすぐに駆け付けられるからちゃう?」

「そっかぁ~」


チーン


「ねぇねぇ。あゆ。
なんで会社の中に
普通に豪華な玄関があるの?」

「ここがみずきの家だからちゃう?」

「そっかぁ~。
……よし行くぞ!!」

「了解っス。
隊長」

「突入~~。」

ピンポーン  


りなは突入の声と同時にチャイムを鳴らす。

「はい。どちら様ですか?」

「えっと、みずきの友達のりなとあゆでが・・・」

「わかりました。今すぐ開けますので、少々お待ちください。」