教室に入ろうとするみずきになにものがぶつっかった。

「いったいですわァ~~!!!」



みずきは後ろ見ると、太った男子生徒が無視をして自分の席の方へ歩いていく。

「だっだっ・・・誰ですのぉぉぉぉ!?あの方は!!!」

みずきわキレ気味に言う。


「信じられませんわァ~~!!」
「まあまあ、みずき。落ち着きや。あいつは山本太。名前の通り太いけんしゃあないんよ
。脂肪のつきすぎで、誰かに当たってもわからんのやと思うで。」

あゆは説明する。

「・・・まあ、それで納得することにしますけど・・・・何故2人は笑われているのですゥ~~!?」

まだ少しキレ気味でみずきは言う。


『・・・・ぎゃはははははははっっ』

2人は笑い出す。

「だってなぁ・・・太の顔いっつも笑ってるやん。あの顔見てるだけでおもろいわぁ~。」
「ほんと、あの体型にあの顔和むけどキモイ。まあ、きもかわ?みたいな。でも、キモイだけかもしれないけど、おもしろい・・・」


太の顔は太りすぎて、目が開けれないのか知らないけどいっつも笑っているような顔。
体型は、中1とは思えないほど太い。
しかも身長はそれほど高くない。およそ155㎝くらい。体重120㎏くらい・・・。
体臭はミルクみたいな臭い。

そんなわけで、みんな寄りたがらない。


まあクラスに一人は居そうな奴だ。