「まっいいんぢゃないの?今放心状態だから話かけたらかわいそうだし」

とりなは言うと

「まぁそれはそうですわァ~」

とみずきは答える。
「何組かわからへんから掲示板見にいこっ」

とあゆが提案する。
「そうだね。行こっ!ほらみずきも」
「わかりましたわァ~」



そして三人は掲示板の方へ向かっていった。
赤い絨毯の上を歩きながら。
その姿をじぃは見て、ハンカチで涙を拭いている。
ボディガードは三人の後を追って歩いてついてきている。

そして先生はまだ真っ白な顔をしてその場に立ち尽くしていた。