やっぱり男の子の部屋って違う


翼の部屋は凄まじいほどに
散らかってるのに


芹澤君の部屋は片付いている


あたしの部屋より綺麗なくらい

モノクロを基調としたその部屋は
芹澤君にぴったりだった


あたしは近くにあった
ソファに腰を下す


「──・・・・。」


芹澤君さっきからやけに無口だ


あたし・・・・・・
何か悪い事したかな!?



「えっと・・・芹澤く・・・」



イキナリ腕を掴まれ
あたしはソファに押し倒された


突然の出来事にいまいち状況が
把握できてないあたし


いきなり芹澤君の部屋の天井に
頭がついていかない





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