「聞いて〜翼!!
ちょっとだけ芹澤君と
お近づきになりましたっ!」



本当に嬉しそうな心優の表情
そんな心優とは裏腹に
俺の思考回路はストッブ寸前



心優は芹澤のことが



──────好き?



なのか?




動揺を隠し俺は言う



「・・・そっか。良かったな。」




俺は心優の頭を少し撫で
部屋を出た



足早に自分の部屋に向かう





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