「それに・・・翼が誰かを
傷付ける姿は見たくないよ」


「うるせぇ」


「退学になったら・・・
どぉすんのよ・・・。」


「・・・・・・・・悪りぃ」


「心配掛けないでよ!バカ翼っ!!」



そぅ言って心優は屋上を飛び出した


心優が俺の視界から消えて


俺は少しだけ笑った



──俺の心配なんて
しなくていいのに・・・


俺はお前を守る為なら
何だってするよ


言葉にする事はないけど・・・


好きだよ・・心優──







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