「ちょ・・・こう、苦しいよ・・・」

「・・・うん。」


乃愛が苦しがってるのはわかるけど

この手をこの腕を
離すことなんてできなかった。


「まじで本気で嬉しいっっ・・・!!」

「あはは。ほんとよかった〜。
なんかあたしよりも功の方が喜んでるね」

「・・・うるせっ。」


ここまで人のことで喜んだのって初めてかも。



乃愛となら

楽しいことも嬉しいことも
哀しい時も辛い時も


そばでそれを感じたいって




それくらい

お前が好きなんだよ。