「功!!あたし受かったんだよっ!
高校でも、これからもずっと一緒だよっ!」


乃愛が息を弾ませて本当に嬉しそうに言った。



高校・・・一緒に通えるのか??

これからも・・・一緒なのか??

俺、まだ乃愛の隣で笑えるのか・・・??



「・・・功??聞いてる??
嬉しくないの??こ」


ギュッ—・・・


俺は気がついたら乃愛を思いっきり抱きしめていた。




「・・・すんげー嬉しい・・・!!!」



「おめでとう」よりも
「お疲れさま」よりも


俺の素直な気持ちが真っ先に出た。