『お前は才能に恵まれてるよな。』

『いいよな、何でも出来る奴は。』


そう周りから言われ続けたけど。


俺は、初めから才能があったわけでもない。



ずっとずっと5歳からバスケだけを頑張ってきた。



それでも、上手く行かない時だってあって
辞めたいとも思ったことだって1度や2度じゃない。

特に、中学で他校の強い奴らと戦う度に
自分の弱い所だって分かって来る。


この中学の3年間は、俺の成長とともに精神的にも不安定な3年間だった。








それでも、頑張ってこられたのは・・・・



きっと乃愛がいてくれたからだと思う。