「晃これそこで渡された」薄ピンクの封筒
「晃お前!」
その場でビリビリに破く
「出た出た恒例行事」
後ろで茜が言う
「俺を顔で選んだ?俺はこの名前の子とは喋った事ないし」
静まりかえる
「朝から女もやるね」
めんどくさそうに茜が言う「何このゴミ」
後から入ってきた相崎が言う
「あぁラブレター」
雅が苦笑いして片付ける
「え?…そう」
相崎も一緒にひろい集める「女は嫌い?」
「ん〜嫌いじゃないただ顔で決める女は大嫌い」
「そうだよね」
そういうと彼女は目をそらす
「前の質問返して聞いていい?」
そう言うときょとんとする相崎
「彼氏いるの?」
「居ないよ」
「もったいない」
彼女は一瞬微笑む
「その言葉返すよ晃くんに」
思わずお互い笑ってしまう