「あーき」
俺のかたを抱く男
「雅!おはよ」
彼は俺の幼馴染み
「おっは〜入学だな」
慣れない制服を着る俺達
2人で目指した高校に見事合格
「俺達くらすここ!」
雅がさす方へ入っていく
「こら!そこの金髪と茶色」
後ろからの声の持ち主
「茜おはよ〜」
「おはようじゃない雅!その髪の毛何!?」
茜は雅の彼女
中学三年からの付き合い
「茜もこのクラス?」
「そうだよ晃も?」
「YES!また一緒だな」
今年は楽しくなりそうだ…「茜ちゃん?」
茜に馴れ馴れしく話かける女性…
一瞬で引きずり込まれる
「あれ?ゆずちゃん!」
茜が彼女に抱きつく
「誰?」
雅の前に俺が聞く
「あ〜昔ねバレエが一緒でね」
「宜しくね」
茶色の長い髪の毛におっきい目。細い体に長いまつ毛完璧の子だ
「俺雅!こっち晃」
「私はゆず!」

運がいいのか悪いのか…
「隣宜しく」
隣の席の彼女
俺は窓側で四階だから
景色がすごく綺麗だ
「宜しくね」
そう俺が微笑むと彼女も笑う
可愛い子だなと思う
一目惚れ?
違うよ…