ガラッ
「…『きゃあぁぁっ!!ゴメンナサィィィ!!』

教室の方を見ないようにして尻餅をつきながら後退る

「は『ゴメンナサィィィ!!
もう学校来ません!忘れ物もしないからぁ!!』

涙を堪えてガタガタと震えながら許しを請う。
悪い事した覚えはないけどね!?

ガタガタと震えていたらふわっ と何か暖かいものに包まれた

『♯※∞*@◇$£〜!!』

涙をぼろぼろ零しながら言葉にならない悲鳴をあげる


「…落ち着け。委員長が来ないと困るだろ。
それに、お化けは暖かくないだろ?」

お化けは暖かくない…?


『あ…』

涙でグシャグシャの顔をあげる。
私を抱き締めてくれていたのは…


『渡辺くん…!』