「じゃぁね!!!
真緒ちゃん!!!」


幸せそうな笑みを
浮かべた
葵ちゃんは、
嬉しそうに、
來の家のインターホンを押した。


「は〜い」


來のお母さんの声が聞こえる。


「あッ。
三田葵です!
來くん...いますか???」


「はいはい。
待っててね〜」


逃げたい。


こんな所にいたくない。


なのに…、


体が動かない。


早くしないと...


來が来ちゃう…。