「…真緒ちゃん?」


聞いたことのある声が
後ろから聞こえた。


後ろを振り向くと、
カワイイと評判の
【三田 葵】ちゃんが、
スーパーの袋を持って
立っていた。


『こんな所で
どうしたの?』


嫌な予感がする。


「來くんにね!!
料理を作りに来たんだ」


葵ちゃんは、
頬を赤くしながら言った。


え…?


「昨日からね!
付き合ってるんだ♪」


頭が…



追い付かない……。