アタシは來の後ろを
着いて行く。


変わってない…。


アタシは一人で
笑っていた。


「…てかさ?
何の用?」


來はアタシに問いかけた。


『…ここで…?』


今立っている場所は
階段のものすごい半端な所。


「じゃぁ…俺の部屋行けよ。
何か持ってくっから」


何故か分からないけど
今日の來はスゴイ優しい。


アタシはコクコクと
頷くと
來の部屋に向かった。


『(前と変わってないよね)』


アタシは來の部屋に入った。


スゴイ綺麗に片されている。


…葵ちゃんがさっきまで
来てたんだもんね。


アタシは溜息を吐いてから
ソファにちょこんと座った。