あれは…


真緒が6歳…


來も6歳の頃だった…―



******


「ねぇ、
まおちゃん」


『なぁに?』


「おおきくなったら、
ボクとケッコンしよう?」


『ケッコン?
まお!!
ドレスきれるのぉ?』


「そうだよ。
まお、いい?」


『いいよ!!
まおの
しょうらいの
ユメはねぇ?
らいのおよめさん!!』