「あ…」



「どうしたんですか?」



「タバコなくなったんだ。買わないとな」



「体に悪いですよ?それに無駄なんで、あたしにお金ください」



「お前が毎日、口移しで…」



もうっ。
んなことしないっ!


あたしは、笹河の腕を引っ張ったりして、ふざけていた。


笹河も楽しそうにしていた。



「タバコ…タバコ…あ、あった」



「甘いの食べたいんですけど」



「待てって。つか、さっき飯食ったろ」



「あれはあれ。これはこれ」



どうせ太るんだとか言うんでしょ?

もう諦めたから。