翌日。


ピンポーン。


｢…来たぁぁ｣


出ない、出ない。

シカトしよう。


なーんて思いながら、二度寝しようとしていたら…。


｢出てこないと、無理矢理入って襲うぞ｣


ぜ、絶対やられる！

あたしは、走って玄関に向かって扉を開けた。


｢おはよう。よかったな。もう少し遅かったら…｣


｢すみませんっ｣


危ない。

目が本気だよ、この人！