車に乗ってる間、音楽をかけながら走らせた。多分、泣いてるのを防ぐためにかけたんだと思う...そんなのいいのに...。






「賢治...」

「ん...?どした??酔った??」


「違うの...。泣いてもいいよ...そんなに隠れて泣かなくてもいいんだよ...あたしのために泣いてくれて...すごく嬉しいから...」



「泣いてねぇよ...」


意地っ張りだよ...。





でも、いいよ。それだけで幸せだから。もう、不安になんてならないから。