「美月…」
「待って…その前に…」あたしは賢治の手を引っ張って、自分の部屋に連れて行った。



「可愛い部屋だなぁ」
「へ?そうかなぁ…」
すごく嬉しかった。

「もうさ、女の子って感じ。まじ可愛いな!」
賢治はあたしに笑って頭を撫でてくれた。



「そんなことないよ…」「親は??」



親…。




「今日はいないよ…」
「そっか…なんかあった??関係ないかもしれないけど…」


なんでわかるの…?
どうしてあたしの気持ちわかるの??