「なんでよ…なんで…?」


あたしはずっと彼の胸を叩きながら泣いた。




「君…どうした??なんかあったんか?」



あったよ…
あなたに会いたかった。ずっとあなたしか考えてなかった…。





「俺…君に会いたかった…。昨日、会えないなんて嫌でしょうがなかった。ずっと君のことしか考えてなかった…」
あたしを抱いて震えながら言う彼の声はあたしの耳に入ってきた。