すると、その大地って人が話しかけてきた。



「君って俺と同じ学校なんだね??」
微笑みながら話す笑顔、あの夜会った人と違う雰囲気があって心が気持ち悪かった。今から離れたかった。




大地があたしの手を掴むと同時に、
「触らないで!!」
と、叫んでしまった。
周りの人は一斉にあたしを見た。大地も、びっくりした顔で手をひいた。




「ま、しょうがないかぁ…」



は??何?




そして、あたしが傷つくことを言った。
「君ってさぁ~…病気なんだって?吐いたりしてんだ??汚ねぇよな??よかった~…触らないで…」





あたしは言葉を返せなかった。すごくショック過ぎて吐きそうだった。






あたしは何も買わずにコンビニを出た。
とにかく走った。






着いたのはあの男と会った場所だ。
いないんだね…もう…会えないんだ…。




「ははっ…ははは…」
あたしは笑った。
なんだろう?なんか笑えてくる…もう狂ったんだね…。病気だから??
うるさいよ…ほっといてよ…。