そうして、もう帰ることになって車に乗った。


「はぁ~…楽しかったね!!幸せ過ぎて疲れちゃったよ!!」
あたしはそう言って、賢治を見た。

「美月…」
賢治は泣いていた。

「どうしたの??楽しくなかったの??」

「いや…幸せ過ぎてやばかったよ…」
賢治は泣きながら笑った。


やっぱなんか賢治…無理してるんじゃないかな?あたしが死ぬってわかってるから…だからここに…。