『実は…』

「あの、いいです。
アスペルガーですよね?」

知っていた。
娘の障害のことを知っていてくれた。
こんなに理解してくれるなんて
思ってもいなかった。

泣いていいよね?
少しくらい弱いところみせても…

『ごめんなさい…』

「ママ~??」

『ごめんね、ごめん…』

「ママ、これあげる♪」