「それに、その子が障害だなんて
見て分かるもんじゃないだろう」

そう、その通りだった。
いつも来ていても普通の子としか
思われてないんだもんね

だからちーちゃんが障害を持っているなんて
おじさんには分からないんです。



『すみませんでした。これから警察に行きます』

「いや、こちらこそごめんよ」

『いえ、私の不注意でしたので…』

「気づいてあげれたらね…」

『本当に御気になさらないでください』

『…では』

そういってお母さんは
警察署へと向かいました。
ちーちゃんの障害はここで
正確にわかってしまいました。