「里央が覚えてようが覚えてまいが、どうだっていいの!」


あたしの声を聞いた寧々は
ちょっとヒステリック気味に
そう叫んだ。


「重要なのは、その時、何をどうするかって事なの!!」


「まぁ、確かに…。」


まぁ、確かにそうだけど。


あたしも涼夏も
それには
納得した。

寧々は、この手の話が大好きで、
いつもはりきっている。

それはそれなりに結構楽しい。


「って事で!いきなりだけど、宿泊研修に向けての2週間!里央&颯、ラブラブ大作戦を決行する事を、ここに宣言しますっ!!」