何があったって言われても…なぁ…

あの女に対して自分でもよくわかんねぇし…

あの女を思い出してみる。


……妙にドキドキしてねぇ?俺。

…ってんなわけねぇか、俺あんま女好きになんねぇし。
てか、なっちゃいけねぇ…


俺が誰かと付き合ったら…
その誰かが傷つくし…



……まぁ、この話は置いといて、


「保健室である女にあっただけだよ。」

寝たことは話さないどいた。
面倒なことになりそうだ。


「へぇ~、かわいかった?」
「…あぁ、そこそこな。」
「…好きになったとか?」
「違ぇよ。…俺が人を好きになったらダメだろ?」

そう、ダメなんだ。

「…お前が好きになったっていいだろ?」
「いや、ダメだ…」
「…拓真はあいつのことなんか気にしないでもいいんだぜ!?」

「…わかってる……」