親の事はなしたのは始めてだった

けどギターの事は放さなかった

ギターはお父さんがくれた大事なもの

ピックはお母さんがくれたもの

全部手放せないものだった


「おはよ」

今日の神田の気分は...やばいほど暗かった

「おはよ、どうしたの?」

「いつもさ、お前こんなに辛いの?」

「なにが?」

「お前一人やろ?」

「うん」

「怖くない?」

「怖いのなんてなれたよ」

「俺さ、昨日親にサッカーやめろって」

「え」

「けどやめなかった、俺一人くらしはじめることにした」

「え?嘉那のマネ?やめて」

嘘でいってみた

「じゃあほんまのお願い、今日一日だけ物件さがすから嘉那の家泊まらせて?」

「無理」

「お願いやって」

「無理」

「ほんまに!」

「はあ、、」

「いい?」

「いいよ、もう」

「やった!今日嘉那のギターいっぱいきける!」

「そうだねー」

「うん」

「じゃあさ、今日うち早退する」

「なぜに?」

「しんどい」

「んーじゃな」


なんで帰ったかは、、
今日は神田の誕生日で
誕生日の曲をつくろうかなー
って思って、
神田びっくりするだろな