「で、姉ちゃんの事は
 何て呼べばいい?」

『んとー…
 れいって言います//』


歩く足を止めずにいたら
海が見えてきてて、
れいと話してたら
海から朝日が
出てくるぐらいの
時間になってた。


海にさ、
光が反射されて
すごいキラキラしてて
…素直に綺麗だと感じた。


『雪ちゃんは
 海好きですか?』
 

「んー…ってかさぁ
 母親の骨、
 海に流したんだぁ。
 今頃どこ旅してんだろ
 ってふと思った」