「あの....」

顔を上げると恭様の顔が
すぐちかくにあった

唇は少しでも動くと触れあい
そうなぐらい....

「この状況わかってんの?

早くとれば?」

やばい....

息がかかってるよ〜#

ってかこれが恭様なんて

全然王子様なんかじゃないじゃん


「どいて...」

「じゃあ...ゆっちゃうよ?

今のこの状況俺のファンの皆さん
に知れたら怒るだろうね?」

「あんたほんとに性格悪いね

恭様がこんなんなんて
思わなかった

もう私に関わらないで!」


「眼鏡とってくれたら
関わらねーよ?」