つか、あたしいつからこんなに乙女チックになった訳?

あぁ。
そっか,先生に会ってからだ。

先生に会ってから全てが変わったんだ。

『凛雅。』
『…へ?』
『妄想にふけっている所悪いがこの問題溶けるか?』
『…あ,はい//』

急に先生に差されたのとそんなにボーっとしてるように見られていたのであたしは死ぬほど恥ずかった。


それからあたしは黒板の前に立ち,意味不な数字と睨み合う。

隣では先生が小さく答えを教えてくれた。

…ち…近ッ。


あたしは真っ赤な顔のまま席に戻った。

『凛雅のばぁか。』
『うるさッ。』

小声で言う友達を軽く流しあたしはまた考え事をしていた。