『そうか。それなら、熱もあるみたいで心配だし、
看病していくよ。』
『えっ!』
『お邪魔します。』
えッ!
えッ!
ちょっと待ったぁ!
この展開!
こんなん有りな感じ?
てか、LUCKY?
熱でて感謝?
『とりあえず熱あるし、部屋に行こうか。』
『…あ、はい。』
って、先生あたしの部屋入る気ですか?
汚いですよ?
てか、生徒ですよ?
って、生徒に手出す訳ないか。
あたし、病人だしね。
その前にロリコンじゃないか。
『…今、薬持ってくる』
『はい。』
ベッドに潜り込んだあたしに先生はそう言って部屋を出ていった。
大好きな先生が。
熱出したあたしの家の中。
あたしの薬を取りに行っている。
…ここは、勝負所だ!
そんな気持ちであたしは先生を待っていた。