短時間でえられた、相手一人に対して一万五千円。なぜだか優越感を感じた。簡単に手に入れることのできたお金、それは汚れた金。けど、麻衣子と一緒ならどこまで落ちていってもよかったんだ。その時の私はそぉ思っていた。私と麻衣子は毎日一緒にいた。それと同じように、毎日援助をしてた。それを隠しながらお互いの彼氏とみんなで遊んだりして、嫌なことから逃げていた。朝まで遊んで、ミッキーのアパートにみんなで泊まったり、私は家に帰りたくなかったから麻衣子の家にも行って泊まった。その日麻衣子の家に泊まったとき、「明日二人で三万くらい稼いで、仙台に遊びに行かない?」私は生まれて初めて友達同士の旅行をする楽しみで興奮してた。例え、援助交際で得るお金でもこんなに毎日刺激のある楽しい生活、やめたくなかった。