翌日。
「起きて下さい、姫嘉様」
んん…。
マミィ…何でそんな言葉遣いしてんの…?
「ふぁ…あと5分ー…」
「しかし、遅刻してしまいます、姫嘉様」
しかも様付け…。
あれ?何か声…低くない?
―――がばっっっ!!!
「……っあ!!」
「おはようございます、姫嘉様」
私のすぐ傍でニッコリ笑ってる、神さん。
「し…神さんっ!」
そっか…執事だから…。
「神で結構ですよ」
そう言いながら私の制服にアイロンをかける。
「あ…ありがとう、…神」
「はい」
…慣れるはず、無いでしょう。
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