腰に手をまわされ、そのまま引き寄せられる。


必然的にベッドに倒れこむ私。



更に後ろから抱きつかれ、身動きが取れない始末。


「やっ…ちょっと司!」



「今更恥ずかしがんなよ、……昨日はあんなに求めてきたくせに」

囁くような、司様お得意のえろボイス。



それだけで、私の身体が疼く。



「な、何言ってんのっ…変な事言わないで!」


まるで私たちが…一晩ここで……っ



「顔赤ぇよ?…想像しちまった?」



「っ…るっさい!!」



「もしかして…まじで覚えてねぇの?」


司が一瞬顔をしかめ、私を見つめる。



「は…何、言って……」



や、嘘でしょ?


本当は何もないんでしょ?




「だったら、思い出させてやろうか」


「へ……」



後ろに引っ張られ、ベッドに押し付けられる。