あるところに、有名な財閥のお嬢様がいました。
そのお嬢様はとても可愛く、とても素直で、誰からも愛されていました。
これは、そんなお嬢様と、突然現れた4人のイケメン執事との恋のお話。
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今日も、いつもと変わらない朝が来る。
高級なカーテンの隙間から、気持ちの良い朝日が差す。
「ふぁぁ~…」
ベッドから降りて、大きく伸びをする。
今日も良い事ありそう。
ピンクの上着を羽織って、部屋のドアに手を掛ける。
さて、大広間に行くまでに5分弱掛かるので、自己紹介をしたいと思います。
私は、朔野 姫嘉(さくの ひめか)
麗華学園三年。
あ、高校生ね。
一応…朔野財閥のお嬢様、みたいな?
それなりに大きい家に住んでるけど…まぁ、それはどうでも良いか。
容姿は…、みんなは「可愛い!」とか言うけど、そんな事ない。
普通の女子高生ですから。
性格は…、超・素直とか?
私、嘘とかすっごい嫌いで、自分に正直に生きてます。
…そんな感じかな?
まぁ、細かい事はそのうち分かるかと。